後継樹育成会は大切な樹木の保護保全、後継樹の育成をお手伝いする一般社団法人です


後継樹育成会について


私たちは大切な樹木の後継樹を育成することを目的に設立した一般社団法人です。樹木は生育しているその場で守り続けることが望ましいですが、様々な事情によってそれが困難になることがあります。
例えば…、
・災害などで生存が危ぶまれる時
・老齢化によって枯死や衰弱が心配される時
・工事などによって生育地が消滅・改変される時 など

このような時、移植可能なものは他の場所に移されて保存されたり、治療できるものは適切に処置されて延命できることもあります。
しかしながら、多くの樹木はそのまま放置されて自然消滅してしまったり、伐採を余儀なくされてしまったりして失われてしまいます。

守り続けたい大切な樹木をそのままの状態で維持することが困難な時、その樹木と全く同じ遺伝子を引き継ぐ『後継樹』を育成することによって、ある意味保存することが可能になります。
私達はそのお手伝いをさせていただきます。

私達が考える大切な樹木とは、
①天然記念物
②巨樹巨木
③神社仏閣のご神木
④公共用地などにある象徴的な樹木
⑤愛好家が長年守ってきた品種の母樹
⑥先祖代々大切にしてきた樹木
などです。

これら大切な樹木達の遺伝子が消滅してしまうことのないように後継樹を育成するのです。
また、単に後継樹を育成するだけでなく、対象とする樹木の来歴や物語などその重要性を再確認し、地域の財産として共有されるよう広報活動やその樹木を題材にした環境学習支援等のお手伝いもさせていただきます。

PAGE TOP